ドクターイエローとは

ドクターイエローは、正式名称「新幹線電気・軌道総合試験車」と言う車両です。
JR東海とJR西日本が1編成ずつ所有しています。

時速270kmで走行しながら線路の歪みをミリ単位で調査。架線の状態、信号電流の状態などを走行しながら検測します。
ドクターイエローは大きく、電気試験車、軌道試験車に分けられ、軌道検測室に3名、電気関係に2名、信号関係に2名、
そして運転士と車掌の計9名で運行されています。
運転日時は一般には公開されていないため、滅多に見ることのできないドクターイエローは、
見ると幸せになれる「幻の幸せの黄色い新幹線」と呼ばれています。
このサイトでは、そのドクターイエローの予想走行日と、走行時刻を調査しています。

ドクターイエローを見るコツ

走行予想日と、当サイトの時刻表を元に、見に行ける場所と時刻を決めておき、
余裕を持って向かうようにすれば、見られる可能性はとても高くなると思われます。
しかしながら、走行予想日や時刻は100%当たるとは限りません。
走行予想日の当日には、Twitter等で情報を集めてみましょう。
ドクターイエローが走っていれば、目撃情報があるはずです。
また、ドクターイエローは一般的に、一日目に東京から博多、二日目に博多から東京を走ります。
つまり、下り方面の目撃情報があった次の日には、ほぼ確実に上りの走行があります。
一日目の目撃情報を見かけたら、その次の日に上りの時刻を調べて、それに合わせて見に行くという方法もあります。

検測の種類と頻度について

ドクターイエローの検測には、「のぞみ検測」と「こだま検測」があります。
「のぞみ検測」では、主要駅のみに停車し、営業列車の「のぞみ」と同じ速度で走行します。
これは、およそ10日に1往復の頻度で行われます。
一方で「こだま検測」は、全ての駅に停車し、営業列車の「こだま」と同じ速度で走行します。
これは、およそ1〜2か月に1往復の頻度で行われます。
こちらは全ての駅に停車するので、のぞみの停まらない駅の近くの人でもドクターイエローをじっくり見られるチャンスです。



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