ドクターイエローを見る時のマナーについて

ドクターイエローは、営業中の新幹線と新幹線の間を走っています。
見学者、撮影者のマナーの悪さによってドクターイエローが遅れると、それに伴い営業中の新幹線も遅れていきます。
それは、JR東海、JR西日本、そして東海道山陽新幹線の利用者への大変な迷惑に繋がります。
更に、場合によっては大きな事故に繋がる可能性もあります。
近年のドクターイエローの人気の上昇により、駅での見学者の人数はとても増えていて、
マナーを守って見学や撮影をしないと、トラブルや様々な危険の原因にもなります。
滅多に見れないものなので興奮するものではありますが、、公共の場であることを常に頭に入れ、
マナーを守り、安全な見学、撮影を行ってください。

撮影時のマナー

ドクターイエローを初めとする、新幹線や電車などの撮影には、
フラッシュは絶対に使用しないでください。
強い光は一時的に運転士の視力を下げることになり、運行に危険が生じます。
特に夜間は、外が良く見えるように運転室は暗くしてあるので、フラッシュ等の強い光は特に危険になります。
走行中、駅停車中を問わず、フラッシュは必ず切った状態で撮影してください。

駅でのマナー

駅のホームや改札内コンコースには、一般のお客さんがたくさんいます。
そんな混雑した中を走ることは大変危険です。
特にホームの場合は、他の人に当たったり転んだりして、怪我や線路に落ちる危険があります。
人が落ちなくても荷物や小物が落ちれば、鉄道の運行の妨げや、運行のための設備を破損する恐れもあります。
ドクターイエローが来ても舞い上がらずに、くれぐれも冷静に振舞うようにしてください。
特にお子様をお連れの方は、常にお子様の手を離さないようにしてください。

また、列車到着時と発車時は、必ず黄色い線の内側に下がって、安全策には寄りかからないようにして、
見学するようにしてください。
ホームに入って来たばかりの新幹線は、まだまだスピードが出ています。
近くにいるとかなりの風圧を受けますので、必ず離れるようにしてください。
当然、動いている列車に接触してしまうと大変危険です。
ホームが危険な状態だと、到着時には列車が緊急停止したり、発車時にはなかなか列車が発車出来なかったりと、
鉄道の運行の妨げにもなります。
駅員の指示には必ず従って見学するようにしてください。

東海道新幹線の各駅のホームでは、三脚等の使用は禁止されています。
三脚や一脚、脚立等は絶対に使わないようにしてください。

沿線でのマナー

線路沿線での撮影では、JRの私有地には絶対に入らないようにしてください。
特に新幹線では、沿線には監視カメラが常に動いていて、異常があるとすぐに中央指令に連絡が入ります。
場合によっては新幹線が緊急停止し、運行を妨げることにもなります。
また、新幹線は「新幹線法」と言う法律で守られていて、運行を妨げると大きな罰則もあります。
撮影は必ず、線路から離れた安全なところから行ってください。

沿線の私有地や、マンションやビル等の立ち入り禁止区域には絶対に入らないでください。
土地の所有者や管理者とのトラブルの原因となります。
車で撮影地に向かう場合は、路上駐車などはせず、必ず近くの駐車場に停めるようにしてください。


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