中井春風堂さん(奈良県吉野町)で本葛餅をいただいたお話

甘味,観光,食事

前回までの記事で、青の交響曲で奈良県の吉野駅に行き、「蕎麦屋 玉竹流」さんでお蕎麦といくらウニ丼をいただき、橿原神宮へ参拝したお話をしました。

今回はこの旅のメインと考えていた、奈良県吉野町にある中井春風堂さんで本葛餅をいただきます!

中井春風堂さん

橿原神宮の参拝のあと、中井春風堂さんへ向かいます。

車で山をどんどん上っていき、お土産店等が並ぶ更にその先に、そのお店はあります。

知る人ぞ知る、というようなところでしょうか。

 

さて、到着してみると本日の予定数まであと本葛餅1個分しか残っていないとのことで、今回は本葛餅1個だけいただいてきました。

本当は本葛切りもいただきたいと思っていましたが、それはまたいつかリベンジしたいと思います。

 

消費期限の案内

こちらの本葛もちと本葛切り、賞味期限は10分とのことです。店主さんのこだわりと、葛に対する熱意が伝わってくるようです。

 

葛の盆栽

お店の前では鉢植えに葛が植えられ、育てられていました。

 

調理工程の見学

こちらの中井春風堂さん、実際の調理工程を解説と共に見させていただけます。

本当に葛切りが好きでここに来ているのであれば、とてもためになる、聞いていてとても楽しいものです。

吉野という土地で、吉野本葛100%使用で作られているとのことです。

ここの店主さんは本当に葛が好きでこのお店をやっているのだと感じられるものでした。

 

今回使用する本葛粉です。もちろん吉野本葛100%です。左側二つの水分量の多い方が本葛餅用、右側二つの水分量の少ない方が本葛切り用とのことです。奥のボウルはぬるま湯が入っているとのことです。

 

水と本葛粉をよく混ぜてから火にかけ、焦がさないように混ぜながら過熱を続けることで、徐々に透明になり本葛餅が出来上がります。

下の写真が出来上がった本葛餅です。

 

こちらは葛切りの調理過程。四角いパッドに、水と本葛粉をよく混ぜたものを流し込み、湯煎で徐々に加熱していきます。表面が固まってきたところでこれを一気にお湯の中に付けることで、一瞬で透明な本葛の膜が出来上がります。

 

これを細くカットし、お皿に盛り付ければ、本葛切りの完成です。

 

完成した本葛切りです。大変美しい食べ物だと思います。

 

調理中、店主さんは葛に関する様々なお話をしてくれました。店主さんは本当に葛に対して真剣に向き合っていることが分かります。

 

本葛餅の完成

出来上がった本葛餅です。

とても透き通っていて、丁寧に作られてなおかつ冷やしすぎていない(調理後に水分が抜けすぎるのを防いでいる)ことがわかります。

葛餅

葛餅

 

透明感のある本葛餅ですね。ここ以外ではなかなか食べられない逸品だと思います。

 

葛切りや葛餅は大変シンプルなお菓子ですが、それゆえに作り手の技術や思いで出来上がりがとても変わってくる、そんな食べ物だと思っています。

ここの葛餅はでんぷんの甘味もとても感じられ、食感も上質な葛特有の弾力と滑らかさを感じられました。

葛切り、葛餅に関しては昔からかなり多くのお店で食べてきたと思っていますが、こだわりやクオリティはここのお店が間違いなくナンバーワンであると思います。

いつの日か、本葛切りのためにまた来たいと思います。

「中井春風堂さん」 公式サイト

「中井春風堂さん」 食べログページ

 

帰り道の吉野川

レンタカーを返しに、再び橿原神宮前駅近くのレンタカー屋さんへ向かいます。

途中、吉野川を渡る際に記念に一枚。

吉野川

 

今回は青の交響曲や美味しいお蕎麦、美味しい葛餅をいただき、大変満足出来るお出かけになりました。

中井春風堂さんはまたいつか、再チャレンジしたいと思います。

 

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Posted by るか